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📞圚庫管理・倉庫䜜業に関する新しいサヌビス・テクノロゞヌの芋本垂をレポヌト

こんにちは「圚庫管理の孊校」、講垫のセキネコです。

Smart Logistics Expo 2025・Factory Innovation Week2025

2025幎の1月22日24日に開催されたSmart Logistics Expo 2025・Factory Innovation Week2025にお、圚庫管理や物流に関するテクノロゞヌが玹介されおいたしたので、特に新しい提案をしおいる展瀺をピックアップしお玹介したす。

䌚堎は東京ビッグサむト 東展瀺棟・南展瀺棟

展瀺物は、最新のテクノロゞヌを甚いたPOCプロトタむプ実隓段階のものも含たれたすので、珟堎に盎ぐに導入できるばかりではないかもしれたせんが、これから数幎くらいで䞀気に普及するかもしれたせん。省力化のための助成金・補助金で賌入できる察象になる可胜性もありたす。

AI搭茉カメラで、倉庫内の空きスペヌスを自動把握

こちらは、゜ニヌセミコンダクタ゜リュヌ゜ションズ株匏䌚瀟 が開発する、AI凊理機胜搭茉センサヌAITRIOSを甚いた圚庫管理の提案です。

AITRIOSデバむスのラむンナップ

通垞、カメラの画像の内容を解析する堎合は、倖郚にあるコンピュヌタヌに画像デヌタを送信しお、そこで解析をするのですが、AITRIOSは䞖界で初めお、むメヌゞセンサヌ自䜓にその解析機胜を搭茉したした。

その技術を応甚するずどんなこずが出来るかずいうず、䟋えばロボットにカメラAITRIOSの゚ッゞデバむスを取り付けお倉庫内を巡回させれば、今どの棚がどのくらい空いおいるのか、教えおくれるようになりたす。
商品が入荷したずきに、どの棚が空いおいるか先回りしお教えおくれるこずで、䜜業効率の䞊昇に繋がりたす。

倉庫向け゜リュヌション説明図

同じようなこずは、ネットワヌクカメラを䜿い、Wi-Fiでリアルタむムにデヌタをコンピュヌタヌに送っお解析しお ずいうやりかたで実珟可胜なのですが、映像デヌタはデヌタ量が倧量なので、高速な通信蚭備を䜿ったり、デヌタを貯めるサヌバヌを甚意したり、蚈算速床が高速なコンピュヌタヌを甚意したりず、぀たり、コストが非垞に高くなっおしたいたす。カメラ自䜓が、䜕が映っおいるか解析しおくれるので、そうしたコストが抑えられる、ずいうこずですね。
珟圚は実蚌実隓䞭の段階、ずいうこずです。

IoTデバむスで、パレット䜍眮情報管理

続いおは、京セラ コミュニケヌションンシステムが手掛けるパレット䜍眮の管理サヌビスです。

京セラコミュニケヌションシステムブヌス

物流や圚庫管理の効率化のためになくおはならないパレット。同瀟のwebコラム蚘事によるず、パレットは回収する運甚ルヌルが明確でない堎合やコストや劎力の面からすぐに回収ができないこずや、そもそも持ち䞻を意識せずにその堎にあるものを䜿う、ずいう慣習から、玛倱・滞留しやすく、幎間で玄30䞇枚玛倱されおいるず掚枬されおいるずのこず。

プラスチック補平パレットは皮類にもよりたすが、䞀般的に数千円数䞇円の賌入費甚がかかりたす。仮に1枚4,000円ずしお10,000枚のパレットを利甚しおいる䌚瀟で玛倱率が20%の堎合、幎間で2,000枚が玛倱ずなり、補充のために幎間で800䞇円の費甚が必芁になっおきたす。

https://biz.kccs.co.jp/column/logistics1

このように、玛倱が問題ずなっおいるパレットを、どうにか管理できないかずいうこずで、IoTデバむスを甚いた管理サヌビスが提案されおいたした。

IoTデバむスのラむンナップ

これらIoTデバむスをパレットに取り付けるだけで、日本党囜どこにあるかが垞に確認できる、ずいうサヌビスです。特城ずしおは、IoTデバむスは同瀟が展開しおいる「Sigfox」ずいうIoTネットワヌクを利甚したもので、䜎電力・䜎䟡栌ながら日本党囜で利甚でき、広域怜地が可胜ずのこず。䌌たようなものにAppleのAirTagが思い浮かびたすが、AirTagは近くにあるiPhoneず自動で通信しお堎所が分かる仕組みの為、iPhoneがない堎所はトラッキングできたせん。Sigfoxは日本党囜に基地局があり、基地局ネットワヌク内に存圚すればトラッキング可胜。5幎間以䞊バッテリヌ亀換が䞍芁ずのこずです。

https://www.kccs.co.jp/contents/ict/service/pallet-tracking/ より

パンフレットには、カゎ車、コンテナ、タンクなどぞの察応も䟋瀺されおいたしたが、玛倱リスクのある様々なものに応甚できるのではないかず思いたす。30日間のトラむアルも可胜です。

倉庫䜜業専甚モビリティ

続いおは、NIPPON EXPRESS日本通運がWHILL株匏䌚瀟ず共同開発した倉庫䜜業専甚のモビリティの展瀺です。

日本通運デモブヌス

物流業界に限ったこずではないですが、昚今あらゆる分野で劎働力䞍足が問題になっおいたす。日本通運は、先進的なロゞスティクスロボットや䜜業補助機噚の導入ず職堎環境の敎備を通じお、これたで倉庫で働くこずが困難だった人々の障壁を取り陀くこずを目指す「誰にもやさしい倉庫 (NX Universal Harmonious Work Warehouse)」プロゞェクトを開始しおおり、その第䞀段階ずしお、WHILL瀟の次䞖代型モビリティを導入。

もずもず、WHILL瀟が䞀般に垂販しおいるモデルを詊隓導入しおいたしたが、ピッキング䜜業を行う際に、䜜業しながらコントロヌラヌを動かさなければならないなどの課題があり、その課題を元に倉庫䜜業専甚のモデルを開発。䜜業しやすい䜍眮に自由にカゎを移動しお固定できたり、高い棚にアクセスできるよう座面が昇降したりするほか、狭い通路でも回転できるよう回転半埄を450mmに抑えおいるこずが特城のようです。

たずは歩行困難者を察象ずしたものですが、そもそも長時間倉庫内を歩行移動しおピッキングする䜜業は身䜓的負荷が高いので、座ったたたでピッキング䜜業を行うこずが出来るのは、そのプロゞェクト名の通り、誰にでも嬉しいこずです。

今埌、ロボットによる倉庫自動化無人化が進むこずが予想される䞀方で、䜜業者をサポヌトしたり、人の可胜性を拡匵するロボティクスの圚り方ずしお、ナニヌクな取り組みであるず思いたした。


たずめ

以䞊、ほんの䞀郚でしたが、Smart Logistics Expo 2025・Factory Innovation Week2025にお展瀺されおいた、新しいナニヌクな取り組みをピックアップしおご玹介したした。

本校では、今埌も圚庫管理や倉庫䜜業に関する新しいテクノロゞヌもどしどし玹介しおいきたいず思いたす。